散歩しながら楽しい出会いを探しています!


by birdybirdy

カテゴリ:・童話( 4 )

友だち ④

ブタが帰ってきた時、ぼくはテレビでアニメを見ていた。
その時 だれかがぼくの部屋のドアをノックしたんだ。
まさかブタだとは思わなかったから
「はーい」
って軽く返事をした。
そしたらドアが そーと開いて、見たこともない薄汚い動物が入って来たんだ。

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by birdybirdy | 2006-11-30 09:58 | ・童話

友だち ③

ブタがいなくなってから ぼくは宿題がすごくはかどるようになった。

いつもは ぼくが机に向かい始めると かならずブタがやってきた。
そして、
「キミ。勉強ばかりしていると体に毒だし、そろそろおやつでも食べようじゃないか」
 なんていって、じゃまを始めるんだ。

 それにブタのヤツは 不思議とその日のおやつ何なのかちゃんと知ってるんだ。

「今日のおやつは ホットケーキだぞ。半分ずつにして食べよう」
 なんていって かってに半分もらうことにきてめいるんだ。

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by birdybirdy | 2006-11-20 16:40 | ・童話

友だち ②

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 少し前なんだけど ぼくは ブタに言ってやった。

「聞くところによると キミは イノシシと親戚だっていうじゃないか。どうりで よく似ているよ」

 ブタは いつもは たるんでいるホホを 少しひきしめていった。

「たしかにそうさ。まだ子ブタだった頃は お盆とかお正月には 田舎に帰って、よくイノシシ
の子どもたちと遊んだものさ。だけどイノシシとブタは あんまり性格は似ていないんだ。
あいつらときたら あらっぽくていけないよ」

「そうかなぁ。あのたくましいところが ぼくは好きなんだ」

「それじゃあキミは ブタよりイノシシの方が イイって言うのかい?」

「そうじゃないさ。ぼくはただ ブタの性格に イノシシのたくましさが加われば もうライオン
だって、トラだってかなわないくらいの風格が生まれるに違いないと思うわけさ。そうだろう?」

「つまり キミは ぼくにイノシシみたいになれって言うだね」

「まあ そんなところかな」

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by birdybirdy | 2006-11-16 08:55 | ・童話

友だち ①

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大きな声じゃ言えないが ぼくにはブタの友だちがいる。

いつから?って聞かれてもこまるけど 気がついたらいつも一緒にいたんだ。

友だちの悪口言うのもなんだけど ぼくは ブタの あのハナと 目と シッポが嫌いだ。

「そこんとこ なんとかしてよ!」
って ときどき言ってやる。

するとブタは
「ぼくだって気にはしてるけど、なにしろ根がブタだから・・・」
 なんて言って いっこうに悪びれる様子もない。

「そんなにブタみたいにしていると もう遊んでやらないぞ!」
っておどしてやる。

すると
「どうしてそんなに冷たいことを言うんだ。君は、ボクの親友じゃないか!」
っと言って恨めしそうな顔をする。

そうなんだ。
ぼくにとっても、ブタは、だいじな友だちなんだ。

ぼくは、ブタと友だちでいられるんなら、自分もブタになったっていいとさえ思っている。
ウソじゃないんだ。

だけど、ブタにだってぼくは たった一人の人間の友だちなんだから もう少しボクの言うことを
聞いてくれたって いいと思う。

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by birdybirdy | 2006-11-11 23:29 | ・童話