花火平ら説
2008年 08月 24日
白状するとぼくは小学生の頃、花火はセンベイのように平べったい円形をしているのだと思っていた。
つまり、今自分は丸い花火を見ているけれど 横から見たらきっと薄っぺらで平らの花火が見えるに違いない・・・と。
そのことを友人たちに話すと意見は二つに分かれる。
一つは、
「へ~君は変わったことを考えるんだねぇ。そんなこと考えたこともないよ」
という意見。
もう一つは、
「ぼくも同じ。ずっと不思議だな~って思ってたよ。本当は花火って球形をしてるんだよね」
という意見。
ところが時々とんでもない意見が飛び出す。
「え~。花火って平らなんでしょ。横から見たら丸くない花火が見られるはずだよ」
と未だに「花火平ら説」を信じている友人。
小学生の頃の自分と同じ考えをしている・・・。
こんな友人に出会うとぼくは、ちょっと嬉しい。
でも、ちょっとだけ大丈夫かな~と心配になる。
そこでさらに質問を続けてみる。
(自分が以前不思議に思っていたこと)
「あのさ~海の中の魚って、潮水の中にいるのに食べても塩っ辛くないよね。
不思議だと思わない?」
友人曰く。
「あれは、だってさ。魚屋さんが水で洗うじゃない。だから塩味が流れちゃうんだよ」
いたって真顔で言っている。
かなり心配になる。
そこでぼくは、その友人に究極の質問をしてみることにする。
「ねえねえ。君さ~。太陽と月ってどっちが大きいか知ってる?」
友人は暫く黙り込んだ。
そして言った。
「だいたい同じくらいじゃないのかな~。同じくらいに見えるじゃない」
この友達は、無知なんだろうか、それとも純粋なんだろうか。
つまり見たままを、そのまま理解し信じてしまう。
でも凄く親近感を感じてしまうんだな~。。
最近彼に会っていないけど、今度会ったら是非聞いてみようと思う質問がある。
「天動説と地動説。どっちが正しい?」
彼はいったいどちらを信じていると言うのだろうか・・・。
人気blogランキングへ
by birdybirdy
| 2008-08-24 18:20
| ・その他